姫田小夏
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姫田小夏ジャーナリスト

東京都出身。中国ウォッチャー。1997年から上海で活動。現地で日本語情報誌を創刊し、日本企業の対中ビジネス動向について発信。2008年に同誌編集長を退任後、上海財経大学公共経済管理学院の修士課程修了。現在も上海を拠点に「中国の都市、ビジネス、ひと」の変遷を追い続け、「アジア・ビズ・フォーラム」を主宰する他、複数の媒体で執筆している。著書に「中国で勝てる中小企業の人材戦略」(テン・ブックス)。

大賑わいの浅草 「外国人は実はほどんとお金を使わない」

公開日:

 外国人客が闊歩する浅草界隈はインバウンドで大盛り上がりだ。ホッピー通りをはじめ、庶民的な地元客向けの居酒屋でも英文メニューがある。「インバウンド効果」は一見、浅草の隅々まで行き渡っているかのようだ。が、実際は違う。

 今年5月、浅草六区にある場外馬券売り場「WINS浅草」の裏手、初音小路の藤の木が無残にも切り落とされた。「藤の名所」であるにもかかわらず、だ。理由は、小路に隣接する敷地でホテル工事が始まったため。トラックの出入りに藤の木が邪魔になったのだ。50年以上にわたって小路で飲食店を経営する主人は、突然の事件に「残念すぎる」。

 このホテル計画は、外国人客をターゲットにしたエコノミーホテルで、東京五輪を見据えたものであることは建築計画の「お知らせ看板」からも明らかだ。浅草の「インバウンド」は、回り回って地元の経営を圧迫している。

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