捕獲不正は尻尾で防げても…鳥獣被害対策はイタチごっこ

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 イノシシやシカなど野生鳥獣が田畑を荒らす農作物被害。それに乗じた不正が相次いでいる。捕獲頭数を水増しする補助金詐取だ。

 イノシシやシカを捕獲した場合、1頭につき農水省から最大8000円が交付されるが、これとは別に市町村が上乗せする場合も多い。鹿児島県霧島市では2013~16年度のイノシシやシカ、カラスなどの捕獲偽装の不正受給申請は29人の計241万円。兵庫県佐用町の猟師2人も14~16年度の事業で計44万円を不正受給していた。

 手口はこうだ。

「1頭のイノシシの角度を変えて写真を数枚撮り、複数頭分を申請するなどの事例がありました。また、市町村によって捕獲を確認する部位が違うため、1頭を複数申請する不正も考えられ、確認する部位をシッポに統一する方向で検討しています」(農水省・鳥獣対策室)

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