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外貨獲得の最後の手段 北朝鮮が「核輸出」の最悪シナリオ

「全面的な経済封鎖で国家と人民を窒息させる行為だ」――。国連安保理が北朝鮮への制裁決議を全会一致で採択したことに、北朝鮮が猛反発している。

 制裁の中身は骨抜きになったとはいえ、主要産品の繊維製品の輸出が全面禁止となったことで、外貨収入の3分の1を失うだけに、やはり打撃が大きいのだろう。そこで懸念されているのが、外貨獲得のために北朝鮮が「核兵器」の輸出に手を染めることだ。核兵器が世界中に拡散する最悪の事態になりかねない。

 6回目の核実験を強行した翌日、北朝鮮の労働新聞は「水爆実験は完全に成功した」と宣伝。さらに金正恩は核実験の当日、「水爆は100%国産化された」「今後、強力な核兵器を思い通りに製造できるようになる」と宣言している。北朝鮮は核を15個程度保有しているとみられている。もし、本当に「100%国産」に成功したなら、輸出に踏み切ってもおかしくない。

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