高橋乗宣
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高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

いよいよ世界恐慌の覚悟が必要…不気味な日米同時バブル

公開日:

 1日に発表された9月の日銀短観は、景気の悲観的な先行きを物語る。大企業・製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)は3期連続で悪化。3期連続悪化はリーマン・ショックで過去最低を記録した2009年3月以来、9年半ぶりだ。

 3カ月先を示す先行きDIも2~3ポイントの悪化を見込む。米中両国が互いに譲らぬ追加関税合戦や高水準で推移する原油高など、先行きの景気を冷え込ませる不安材料はいくつもある。

 ここ数年、景気はヨチヨチ歩きの状況で、年間GDPは1%台の低成長が続く。恐らく今年も2%成長は達成困難とみられるのに、株価だけはグングン上昇しているのには目を疑ってしまう。日経平均株価は1991年以来、27年ぶりの高値をつけ、過熱感は強まるばかり。気がつけば、あの「失われた20年」を産み落とした平成バブルの崩壊寸前の水準まで株価は駆け上っている。

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