出井康博
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出井康博

いでい・やすひろ 1965年、岡山県生まれ。早大政経学部卒業。英字紙「THE NIKKEI WEEKLY」記者などを経て、フリー。著書に「ルポ ニッポン絶望工場」(講談社+α新書)など。

少子化対策の“麻薬”…日本語できない専門学校&大学生急増

公開日:

 日本円で150万円前後もの借金を抱え来日する“偽装留学生”たちは、日本語学校に在籍できる2年間では借金が返し終わらず、出稼ぎの目的も果たせない。そんな彼らを待ち受けるのは、日本人の学生不足が直面している専門学校や大学だ。

 少子化の影響もあって私立大学の4割以上で定員割れが起きている。専門学校に至ってはさらにひどい。経営難を乗り切るため、日本語能力も問わず、入学金と学費さえ払えば留学生を受け入れる学校が増えている。

 外国人が専門学校や大学に入学する際、海外から直接留学する場合には日本語能力試験「N2」合格が基準となる。一定レベルの日本語能力がなければ、留学ビザが発給されないのだ。しかし、日本国内の日本語学校を「修了」すれば、日本語など全くできなくても専門学校や大学の判断で入学が認められ、ビザも更新できる。

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