外国人実習生が涙の訴え “失踪”に走らせる地獄の労働環境

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 安倍政権は今国会で入管法を改め、外国人労働者の拡大に前のめりだ。現行の外国人技能実習制度は、奴隷のような過酷労働が常態化。それを放置しての拡大は許されない。12日の野党合同ヒアリングで実習生たちが惨状を改めて訴えた。

 製縫業で働いていた中国人女性は、来日翌日の「講習期間」から働かされた。

「来日して1カ月で時間給から作業の出来高払いになった。休日は全然なかった」

 出来高払いは長時間労働をごまかすための常套手段だ。別の製縫業のカンボジア人女性は涙ながらにこう言った。

「病気になっても薬をもらえるだけで病院へは行かせてくれない。毎月、給料から4万円を強制的に貯金させられていた」 雇用主の強制貯金は、実習生が逃げないようにするためだ。それでも年間7000人が失踪している。愛知で実習生問題に取り組み、同席した大坂恭子弁護士は「いわゆる失踪する実習生は、『警察に捕まったら助けてくれるのではないか』と考える。それくらい耐えられない環境なのです」と語った。もはや失踪というより避難である。

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