小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト。

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

支援先に4陣営浮上…異常事態が続くスルガ銀行再建の行方

公開日: 更新日:

 スルガ銀行の6カ月に及ぶ一部業務停止命令が4月12日に終了した。同行は法令順守の研修や審査体制の見直しを進め、5月中旬にも中止していた投資用不動産向け融資を再開する見通しだ。だが、失墜した信用のダメージは大きく、並行して資本提携を含む再編が模索されている。 

 これまでに浮上した再編相手は、りそなホールディングス、新生銀行、SBIホールディングス、そして家電大手のノジマが、スルガ銀行の株式を5%弱取得したことが明らかになっている。このうちノジマは、スルガ銀行株の取得を「純投資」としているが、関係者によると、買収も提案したようだ。

 金融界では、金融当局が最も好ましい再編相手と考えているのはりそなHDで、対抗が新生銀行というのが大方の見方だ。信用が失墜したスルガ銀行を安定させるためには、大手銀行グループの傘下に入るのが不可欠とみている。この点、新生銀行は公的資金をいまだに完済できていないことから、単独での引き受けは難しいとみられている。ただし、りそなHDの経営陣は、スルガ銀の引き受けには慎重で、「資本を含めた提携は難しい。あくまで業務提携の域にとどまる」(りそなHD関係者)とされる。 

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