著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

過酷な戦場を体験した老人達が死の直前に見せた驚きの行動

公開日: 更新日:
元兵士たちの苦悩は計り知れず(中国軍の飛行場があり、重要な軍事拠点であった南昌市に突入する日本軍決死隊)/(C)共同通信社

 太平洋戦争が終わってから74年が過ぎた。今や昭和20年8月15日以後の生まれの人たちが国民の8割近くになっているのではないかと思う。戦争の記憶を持つ世代が少数派になっているがゆえに、戦争そのものの本質的な実態が曖昧になっている。

 そこで改めて戦争の本質を考えてみたい。
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