「キム・ソングム」と名乗り特殊部隊員と夫婦偽装で工作か

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【ケース⑦】石川・遠山文子さん(21)

 活発な性格の遠山文子さん(失踪当時21)は高校を卒業後、東京都内の大手建設会社で働いていた。同じ職場の男性T氏と半同棲生活を送る一方、両親に黙って退職。T氏と北海道など全国各地を旅行し、石川県羽昨市の海水浴場で消息を絶った。1973年7月下旬のことだった。

 遠山さんを目撃したのは、秘密警察の国家保衛部要員C氏だ。93年6月、内部調査(検閲)のため日本海に面する咸鏡北道の清津連絡所に赴くと、C氏の歓心を買うため幹部が日本人女性を呼んだ。いわゆる接待係を務めたのが遠山さんだった。「キム・ソングム」と名乗り、5日間の滞在中、3度も食事や酒を共にしたという。政府認定拉致被害者の松本京子さん(同29)が目撃されたのも、この清津連絡所だ。以下はC氏の証言。

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 共和国では女性や軍人は、男性(または上官)が食事に手を付けるまで箸を動かさない。ところが、あの女性は自分からどんどん箸を伸ばしていたから、ちょっとおかしな日本人だと思った。

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