適菜収
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適菜収作家

近著に「ニッポンを蝕む全体主義」「日本人は豚になる」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書45冊以上。「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。本紙連載が書籍化「それでもバカとは戦え」好評発売中

首位は日本を代表する虚言癖…2019年の「バカ」トップ10

公開日: 更新日:

 2019年も相変わらずバカな年だった。トップ10を挙げておく。

【第10位】屋山太郎

 妄想系デマ垂れ流しライターの重鎮。静岡新聞に「徴用工に賠償金を払えということになっているが、この訴訟を日本で取り上げさせたのは福島瑞穂議員」「実妹が北朝鮮に生存している」などとデマを書いて裁判で敗訴。

【第9位】百田尚樹

 トンデモ本「日本国紀」が話題に。フランシスコ・ザビエルとルイス・フロイスを間違えていた件に関しては「どっちにしても外人や」。「文芸の業界うんざり」と小説家引退を宣言し、ネット上で「どうせ閉店商法だろ」と揶揄されていたが、半年もしないうちに引退を撤回。「かまってちゃん」から引退したほうがいい。

【第8位】菅義偉

 メディアの統制を進めてきた外道。緊張が高まる中東地域への自衛隊派遣について「心配はしていない」と発言。すがすがしいまでの人間のクズ。

【第7位】竹田恒和

 フランス検察は、日本オリンピック委員会会長の竹田の訴追(贈賄容疑)に向けて予審手続きを開始。竹田は退任したが、身の潔白が明らかになったわけではない。このまま逃げ切るのか。

【第6位】下地幹郎

 中国脅威論を唱えていたが、中国企業から100万円の賄賂をもらっていたというオチ。維新クオリティー。

【第5位】橋下徹

 引きこもりの長男を殺害した元農林水産事務次官について、「同じ立場だったら、僕も熊沢氏と同じ選択をしたかもしれない」と発言。親が「危険性がある」と判断しただけで殺人を正当化できるなら、あらゆる虐待が見逃されることになる。こんなのが弁護士。いい加減にしろよ。

【第4位】長谷川豊

 日本維新の会元支部長。「相手(エタ・ヒニン)はプロなんだから、犯罪の」と被差別部落を誹謗中傷し、参院選に出馬できず。アホすぎ。

【第3位】山口敬之

 元TBSの強姦魔。伊藤詩織さんレイプ裁判で敗訴。山口を擁護していた連中を含め、安倍の周辺はこんなのばかり。

【第2位】小泉進次郎

 バカ発言を連発し、年末には三股不倫が発覚。ポンコツ大臣からポコチン大臣へ出世した。

【第1位】安倍晋三

 日本を代表する虚言癖。行政府の長なのに「私は立法府の長」と繰り返し、憲法改正を「私の手で成し遂げる」と発言。自分の権限も役職も理解していない。今年もバカな年になりそうですね。

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