安倍首相「自画自賛ウソ会見」と何も突っ込まないお粗末記者

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「この通常国会を振り返るとき、正にコロナ対応の150日間であったと思います」

 閉幕した通常国会を振り返り、18日夜の会見で、こう声を張り上げていた安倍首相。世界中が新型コロナに翻弄されたこの約半年間、日本政府は感染拡大の防止と経済の立て直しに向けて迅速に対応したかのような物言いだったが、果たしてそうだったのか。

「1月末には中国湖北省からの外国人の入国を拒否する措置を決定しました。その後も、世界的な感染の広がりに応じ、入国拒否の対象を順次、111カ国・地域まで拡大し、水際対策を強化してきました。2月にはダイヤモンド・プリンセス号への対応、3月にかけて大規模イベントの自粛、学校の一斉休校、こうした取組を進める中で、我が国は中国からの第一波の流行を抑え込むことができました」

 例えば、安倍首相はこう言っていたが、中国・武漢市で「謎の感染症」として新型コロナの存在が日本国内で大々的に報じられ始めたのが昨年12月末から1月中旬。感染封じ込めに成功したとされる台湾はこの時点で中国人観光客らの入国規制を始めていたにもかかわらず、日本政府は何もしなかった。それどころか、安倍首相は、中国で新型コロナが感染拡大し始めた最中の1月下旬、北京の日本大使館のホームページ(HP)に「多くの中国の皆さまが訪日されることを楽しみにしています」という祝辞を出し、中国人観光客の春節旅行を呼び掛けていたのだ。

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