レーダー照射で日中対立激化…習近平指導部による「高市威圧」次のシグナル

公開日: 更新日:

 高市首相の国会答弁に端を発した中国との対立は激化の一途だ。中国軍機が自衛隊機にレーダー照射する事案が発生。「核心的利益の中の核心」とする台湾問題にくちばしを突っ込まれた習近平指導部は、経済的圧力から軍事的威圧にやり口を変えた。のっぴきならない展開だ。

 コトが起きたのは6日午後、沖縄本島南東の公海上空だった。演習中の中国海軍空母「遼寧」から発艦したJ15戦闘機が緊急発進(スクランブル)した航空自衛隊F15戦闘機に対し、断続的にレーダー照射。いわゆる「ロックオン」で、攻撃寸前の構えをとった。およそ2時間後、別の空自F15にもレーダー照射を断続的に行ったという。

 事案発生から約10時間後の7日深夜、小泉防衛相が臨時会見で「安全な飛行に必要な範囲を超える危険な行為」と非難すると、中国海軍側は「訓練の海空域は事前に公表した」と主張。外務省側も「艦載機が訓練中に捜索レーダーを起動するのは各国の通常手法」と論点をズラして反発。9日は「中国側の正常な訓練活動を妨害し、緊張状態をわざとつくり出そうとしたのでは」とイチャモンをつけてきた。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  2. 2

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  5. 5

    東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  4. 9

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  5. 10

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風