澤章
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澤章東京都環境公社前理事長

1958年、長崎生まれ。一橋大学経済学部卒、1986年、東京都庁入都。総務局人事部人事課長、知事本局計画調整部長、中央卸売市場次長、選挙管理委員会事務局長などを歴任。(公)東京都環境公社前理事長。3月に『築地と豊洲「市場移転問題」という名のブラックボックスを開封する』(都政新報社)を上梓。11月1日からYouTubチャンネル"都庁OB澤章"を始める。

<9>協力金はたった30億円 小池知事の冷淡すぎるコロナ対策

公開日: 更新日:

 新型コロナの感染拡大が止まらない中、小池知事が新型コロナ対策の補正予算案を編成すると表明した。

 今回の補正予算は2300億円規模というが、今年度に入り、数千億円規模の補正予算の編成はなんと5度目である。これで東京都の新型コロナ対策費は1兆8千億円を優に超えることになる。しかし、一自治体として破格の対策費をもってしてもコロナ収束の見通しは立たず、新型コロナの第3波の襲来は現実のものになっている。

 今回の補正予算で医療機関への協力金はわずか30億円。医療機関や医療従事者への謝意を口にする小池知事だが、ゼロがひとつ違うだろう。あまりに冷淡としか言いようがない。

 東京都は度重なるコロナ支出によって、自治体の貯金である財政調整基金を使い果たした。今後、都税収入の急減は避けられず、都財政に残された道は都債の大量発行。つまり、将来に禍根を残す借金頼みしかない。2期目がスタートしたばかりの小池知事が自由に使える予算は1円も用意されていないのである。

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