激増する家庭内感染 コロナ第3波で“郊外クラスター”の恐怖

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 新型コロナウイルスの第3波の勢いが止まらない。15日も全国で1441人の感染が確認された。不気味なのは、第1波、第2波とは広がり方が大きく違うことだ。第2波は“夜の街”と“若者”が中心だったが、第3波は幅広い世代が感染し、一気に郊外に広がっている。

 第2波と第3波はどう違うのか――。都内で第2波最多となった472人の感染者を記録した8月1日までの1週間と、直近最多の393人を記録した今月12日までの1週間を比較すれば、違いは歴然だ。第2波は20、30代が66%を占め、40代以上は31%だったが、第3波は20、30代が43%に減り、40代以上が49%に増えている。

 感染経路も接待を伴う飲食店など「夜の街」関連は21%から3%に激減し、家庭内感染が27%から41%に激増している。

 陽性者の居住地も新宿区が1割から6%に減り、世田谷区も1割から7%にダウン。逆に多摩・島しょ部が12%から22%へと倍近くになっている。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)は言う。

「第2波のターゲットは新宿など夜の街と明確でした。ところが、第3波では、職場や会食などで感染した家族が家庭に持ち帰り、家庭内感染が多くなっています。郊外の割合が上がっているのはそのためでしょう。ウイルスが市中にあまねく浸透しているということです」

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