著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

孫文は最後の会話で「革命いまだ成らず」と言って死んだ

公開日: 更新日:
語る会が開かれた松本楼(C)共同通信社

 1990年代の終わりの頃だ。辛亥革命に加わった日本人志士たちの子供、孫の幾人かが集まって祖父や父の思い出を語る会が開かれた。私の記憶では山田純三郎の息子の順造のほかに宮崎滔天の孫にあたる女性が3人、そのほか萱野長知、梅屋庄吉の孫などを含め10人余の関係者が、東京・日比谷の松本楼… 

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