澤章
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澤章東京都環境公社前理事長

1958年、長崎生まれ。一橋大学経済学部卒、1986年、東京都庁入都。総務局人事部人事課長、知事本局計画調整部長、中央卸売市場次長、選挙管理委員会事務局長などを歴任。(公)東京都環境公社前理事長。2020年に『築地と豊洲「市場移転問題」という名のブラックボックスを開封する』(都政新報社)を上梓。YouTubeチャンネル"都庁OB澤章"を開設。最新作に「ハダカの東京都庁」(文藝春秋)、「自治体係長のきほん 係長スイッチ」(公職研)

メッキが剥がれた小池知事に公明党が距離を置き始めた

公開日: 更新日:

 東京都庁は今、来年度予算を審議する予算特別委員の真っ最中である。

 都議会棟6階の委員会室には、飛沫飛散防止用のアクリル板が林立し、さながら透明な檻の中でうごめく動物園の様相を呈している。

 振り返れば、小池知事1期目の予算特別委は荒れに荒れた。「小池知事 対 都議会自民党」の対立構図がそのまま質疑に反映されたからである。

 ところが1年前、風向きが変わった。自民党は反小池の矛を収め、7月の小池再選を事実上、後押しした。小池知事に勝てる対抗馬が見当たらなかったのが最たる理由だった。

 昨秋、市場移転問題で小池知事を攻撃する急先鋒だった都議会議員が自民党幹事長に就任したが、過去のことはきれいさっぱり水に流し、小池都政との関係を修復する姿勢を鮮明にした。小池知事は2期目も安泰だと感じたことだろう。

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