著者のコラム一覧
孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

G7で対中強行政策を掲げたアメリカに欧州諸国は同意せず

公開日: 更新日:
熱心に話し込むバイデン米大統領(右2・後ろ姿)とG7首脳陣ら(C)ロイター

 G7サミット(先進7カ国首脳会議)が共同宣言を採択し、13日閉幕した。G7は発足以来、時々の主要外交課題を網羅し、見解を発出してきた。今回も、新型コロナウイルス対応、経済回復および雇用、貿易、先端技術、気候変動・環境などを協議している。

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