適菜収
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適菜収作家

近著に「ニッポンを蝕む全体主義」「日本人は豚になる」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書45冊以上。「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。本紙連載が書籍化「それでもバカとは戦え」好評発売中

維新は大量の嘘デマ拡散 議論の前提を破壊する「社会のダニ」は駆除対象

公開日: 更新日:

 国会は「言論の府」と呼ばれる。議員活動の基本は言論であり、議会は議論によって物事を決める場であるということだ。世の中には多種多様な立場、意見がある。政党や政治家も、それぞれの主張を持っている。たとえそれが荒唐無稽なものであっても、言論の自由は守らなければならない。間違った意見に対しては相手の人格を尊重した上で、議論により批判すればいい。

 しかし、例外がある。嘘やデマを流す連中だ。嘘やデマは言論ではない。議論の前提を破壊する勢力、社会のダニは駆除の対象だ。

 6月27日、政見放送で維新の会の松井一郎吉村洋文は全国に向けて嘘とデマを垂れ流した。松井は「維新の会は経費については領収書を公開しています。でも公開しているのが我が党の議員だけというのが大問題なんです」「私立高校、所得制限ありますけど、だいたい80%の人は授業料のキャップをはめてますんで、入学金、授業料、無償で自由に学校を選択できるようになっている」と発言。共産党は以前から使途を公開しているし、私立高校の入学金は有償。要するに完全な嘘である。これは今に始まった話ではない。投票日が近づくと、大量に嘘、デマを拡散させ、選挙後はシラをきるのが、維新の会の常套手段である。

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