著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

世界が日米開戦を待ち望む一方で、ドイツのヒトラーは恐れていた

公開日: 更新日:
日本海軍の真珠湾攻撃後、米デトロイトでは急ピッチで戦車が増産された(C)Underwood Archives/Universal Images Group/共同通信イメージズ

 この段階で、日米戦争を嫌っていた避戦派にはどのような指導者たちがいたのだろうか。開戦を望んでいるアメリカのルーズベルト大統領らの政治指導者と、日本の東條陸相や統帥部の責任者や参謀らとは結果的に「同志」のような関係ではないかとも言いたくなる。逆に避戦派の構図も描いてみると意外なこ… 

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