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斎藤貴男ジャーナリスト

1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。

まっとうで優しい社会の実現を目指さない岸田政権「少子化対策」の欺瞞

公開日: 更新日:
大都市共働き正社員パワーカップルにしか役に立ちそうにない今さらメニュー(岸田首相=代表撮影)

「どうせなら」という考え方が嫌いだ。やらなければならない仕事がある時に、その手間暇カネを己の利益にも流用しちまおうという、卑しい発想が包含されがちだから。

 汚職や天下りが典型か。特に政官界の人々に共通する行動原理であるような。最近の岸田政権がやけに熱心な“少子化対策”にも… 

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