著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

光クラブには「人生は劇場なり」「金利の鬼となれ」の戦陣訓があった

公開日: 更新日:
帝都復興は清掃から。東京・田村町での道路の清掃=1945(昭和20)年9月7日(C)共同通信社

 山崎晃嗣は釈放されて社会に戻ったとき、自分の人生はもうそれほど長くはないと知っていたように思う。何も不治の病にかかったわけではないが、人生そのものに飽いた感情を持った態度を隠さなくなったのだ。

 例えば、東大の同期生のひとりがこのような事業で人生を誤るようなことはすべきで… 

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