参院和歌山は候補者乱立でグチャグチャ…勝敗を決めるのは“パンダロス”か、維新スキャンダルか?

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 維新から立つのは和歌山市議を2期務め、県議1期目の浦平美博氏。国士舘大剣道部出身の元高校教諭だ。県内の母校で剣道部顧問だった2003年、部員を竹刀や木製バット、木刀で殴打して重傷を負わせ、有罪判決を受けたという。

「5月中旬に浦平氏の前科が報じられても、維新執行部は〈過去のことで、本人は反省して更生している〉と涼しい顔。候補者調整した立憲執行部はどうやら、浦平氏の問題を把握していなかったようです。事件をさらに深掘りされ、ネガティブキャンペーンを張られたらオシマイ。和歌山経済はパンダ観光に依存している側面がありますから、相対的に二階家が浮上しそうな雲行きです」(維新関係者)

 立憲の支援に回る予定だった共産党は独自候補を擁立。野党分裂で得するのは組織力のある自民だ。31年ぶりに和歌山からパンダが消え、残るは東京・上野動物園の2頭のみだが、来年2月の返還期限が迫っている。

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