著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「日本軍兵士たちの戦場体験」(46)日本軍が捕虜になるなと言った本当の理由

公開日: 更新日:
日本軍による重慶攻撃=1938年12月(C)Robert Hunt Library/Mary Evans/共同通信イメージズ

 中国軍の捕虜になって、思想教育を受け、侵略戦争に加担するのは嫌だと決意した日本軍の元兵士は、前線において日本軍兵士に呼びかけを行っている。呼びかけというのは、中国軍の捕虜になるように説得することだったという。ビラをまいたり、マイクやメガホンで声をかけたりという手段が使われた。こ… 

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