J3高知・秋田豊監督がパワハラ騒動で休養も…サッカー界で「因果応報」の声が噴出するワケ

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 選手やスタッフからパワハラを訴えられ、6月29日から休養しているJ3高知の秋田豊監督(54)。

 球団からのヒアリングに対して「申し立て内容は事実と異なる部分がある」と訴えの一部を否定したが、一部報道で「選手の8割が秋田監督の解任を求める署名文にサインした」と報じられるなど“解任待ったなし”の状況に追い込まれている。

 その秋田監督は現役時代、鉄壁のセンターバックとしてW杯に2度出場。引退後はテレビ解説を務めるなど人気、知名度がある。「そんな人が……」とショックを受ける向きもあるだろうが、サッカー界では意外にも同情の声が少ないという。

「秋田監督はコーチ時代に指揮官を排斥しようとして選手に解任要求の署名を強要したことがある。今度はブーメランのように回り回って署名を突きつけられる側に……。まさに因果応報です」とサッカー関係者がこう続ける。

「京都コーチ時代のこと。10年に加藤久監督が低迷するや、監督昇格の好機といわんばかりに選手に解任要求の署名を持ち掛ける“クーデター”を起こすも、逆にチーム内で『加藤監督にベッタリだったくせに……』と大ヒンシュクを買ったと聞きました。秋田監督はその後、町田や盛岡でも監督を務めたものの、自身の経験をよりどころにした上意下達の旧態依然とした指導が目立つともっぱらでした」

 今回のパワハラ騒動はさもありなん、というのだが……。

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