マンション所有者の無知につけこみ積立金狙う…大規模修繕工事や管理会社の闇

公開日: 更新日:

 大規模修繕工事の発注先を決める住民の会議に、工事施工会社の社員が住民に成りすまして参加する事案が発生していたことが明らかになった。朝日新聞によると、5月17日に正当な理由がないにもかかわらず、大阪府東大阪市の工事会社の社員2人が首都圏のマンションに立ち入った疑いで、6月3日までに神奈川県警に逮捕されている。工事受注のため、住民の議論を誘導しようとしたとみられている。

 マンションの老朽化に伴う大規模修繕工事や管理組合をめぐるトラブルがこのところ相次いでいる。1月には、管理会社の社員が計14の管理組合の口座から9億円超を着服し、逮捕されている。3月には、受注する会社や価格を事前の打ち合わせで決める違法な調整を繰り返していた疑いで、「長谷工リフォーム」などおよそ20社に公正取引委員会が一斉立ち入り検査を行っている。

■管理組合理事長を買収するケースも

 管理組合が工事の相見積もりをする際、前もって各社がすり合わせていた価格を提示するほか、事前に決めていた会社が受注できるようにしていたという。これらは数十年前から繰り返されていたというのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    八村塁の「レイカーズ電撃復帰」に現実味 2兆円新オーナー誕生でドンチッチとのコンビ復活へ

  3. 3

    京都・向日市、府内初の130メートル級、ゆがんだ建設計画に立ち向かう辣腕弁護士

  4. 4

    フィフィ氏とYouTube元制作者の間に何があった? 食い違うそれぞれの主張【後編】

  5. 5

    Snow Man佐久間大介が城西国際大学メディア学部映像芸術コースで培った“強力な武器”

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    フジテレビ堤礼実アナの「ミニスカ」は問題なのか? “顔面アップ”に続く過剰反応で消滅危機

  3. 8

    東京・日本橋、首都高のフタ取れ 川沿いを楽しく歩ける街に

  4. 9

    自民党新幹事長は有村治子総務会長の横スベリか… 安倍人事をなぞるのが高市人事

  5. 10

    蒼井優が夫・山里亮太との初共演で母性見せるも…元“恋多き女”に立ちはだかる「共演NG」問題