【表あり】参院選の勝敗分ける1人区で衝撃予想! 自民党「12勝20敗」で与党過半数割れは不可避
衆議院が少数与党のため、事実上の政権選択選挙になっている参院選が序盤からヒートアップしている。石破首相は「必達目標」を「非改選と合わせて自公で過半数」としているが、現実は厳しい。早くも絶望的な状況である。
過半数を維持するためには、自公で50議席以上を獲得する必要がある。
まず、比例代表についてだが、自民の過去最低議席は「12」。「支持率が低迷し、大逆風の今回は同程度の『12~14』となる可能性がある」(自民党関係者)という。選挙区については、改選議席が2以上の13選挙区のうち、3つで自民は2人擁立。「さすがに、全区で1人ずつ通すだけの力はある」(官邸事情通)。ここまでで自民の予想獲得議席は「25~27」となる。
一方、公明党は比例と選挙区を合わせて14議席を目標に掲げているが、こちらも苦しい。先月の都議選で候補者を絞ったにもかかわらず、3人も落選。党勢退潮は明らかで、「下手すれば1ケタ台に終わりかねない」(同前)との声もある。