【表あり】参院選の勝敗分ける1人区で衝撃予想! 自民党「12勝20敗」で与党過半数割れは不可避

公開日: 更新日:

 衆議院が少数与党のため、事実上の政権選択選挙になっている参院選が序盤からヒートアップしている。石破首相は「必達目標」を「非改選と合わせて自公で過半数」としているが、現実は厳しい。早くも絶望的な状況である。

 過半数を維持するためには、自公で50議席以上を獲得する必要がある。

 まず、比例代表についてだが、自民の過去最低議席は「12」。「支持率が低迷し、大逆風の今回は同程度の『12~14』となる可能性がある」(自民党関係者)という。選挙区については、改選議席が2以上の13選挙区のうち、3つで自民は2人擁立。「さすがに、全区で1人ずつ通すだけの力はある」(官邸事情通)。ここまでで自民の予想獲得議席は「25~27」となる。

 一方、公明党は比例と選挙区を合わせて14議席を目標に掲げているが、こちらも苦しい。先月の都議選で候補者を絞ったにもかかわらず、3人も落選。党勢退潮は明らかで、「下手すれば1ケタ台に終わりかねない」(同前)との声もある。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表の「質問主意書」がヤバすぎる! トンデモ陰謀論どっぷり7項目に政府も困惑?

  2. 2

    参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり

  3. 3

    【独自!】国民民主党にまた不祥事…63歳“激ヤバ”新人都議がコンサル報酬「不払い」でトンズラ

  4. 4

    選管議論で総裁選前倒しでも「石破おろし」ならず? 自民党内に漂い始めた“厭戦ムード”の謎解き

  5. 5

    やっぱり破綻した備蓄米制度…販売期限延長でも消えない「売れ残りリスク」

  1. 6

    国民民主党・玉木代表が維新にイチャモン連発! 執拗な“口撃”は焦りの裏返しなのか?

  2. 7

    「石破続投」濃厚で党内政局は形勢逆転…そしてこれから始まる“逆襲劇”

  3. 8

    “陰の首相”が見せつけた手練手管のバランス感覚…自民党総裁選前倒し議論、選管メンバー構成の妙

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇

  2. 2

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 3

    山﨑賢人&広瀬すず破局の真偽…半同棲で仕事に支障が出始めた超人気俳優2人の「決断」とは

  4. 4

    福山雅治「ラストマン」好調維持も懸案は“髪形”か…《さすがに老けた?》のからくり

  5. 5

    永野芽郁&橋本環奈“自爆”…次世代女優トップは誰だ?畑芽育、蒔田彩珠、當真あみが三つ巴

  1. 6

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  2. 7

    ご都合主義!もどきの社会派や復讐劇はうんざり…本物のヒューマンドラマが見たい

  3. 8

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  4. 9

    二階堂ふみ&カズレーザーの結婚に続くか? 広瀬すずにも囁かれる「まさか」のサプライズ

  5. 10

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言