プラザクリエイト 新谷隼人社長(1)コテコテの大阪で培った営業の原体験

公開日: 更新日:

 1988年に設立され、写真プリント店チェーン「パレットプラザ」を全国に約165店舗展開するプラザクリエイト。

 写真事業からモバイル事業、DIYキットブランド「つくるんです」まで、時代とともに進化を続ける同社の2代目社長が新谷隼人だ。36歳という若さで上場企業の舵取りを任された彼の原点は家業にあった。

「寝屋川という、大阪でもコテコテのエリアで生まれました。父親は町の電気屋を営むいわゆる職人気質の人でした」

 父親は一度もサラリーマンを経験したことがなく、地域に根差した商売で、近隣の常連客から絶大な信頼を得ていた。

「父は町の人たちの心をしっかりつかんでいました。テレビが壊れたらすぐに来てくれるって。腕があるのはもちろんですが、距離の縮め方が本当にうまかったんです」

 客のためなら何でもやるという姿勢が、確かな信頼を築いていたのだ。こうした父の姿を見て、幼いながらに「これこそが地域に根差す商売だ」と感じたという。この原体験が、新谷の中に「人との対話を通じて価値を生む」という営業の本質を、自然と刻み込んでいった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の大誤算!「私の悲願」と豪語の消費税減税に世論「反対」多数の謎解き

  2. 2

    「エプスタイン文書」名前記載日本人のジャニーズ“顧問歴”が波紋…ファンの擁護と芸能界に広がる影響

  3. 3

    国民民主の“お嬢さま候補”が運動員買収容疑で逮捕 自爆招いた強すぎる上昇志向と国政進出への執着心

  4. 4

    高市首相が国民を騙し討ち…選挙公約記載なし「定額働かせ放題」を施政方針演説に突如ねじ込み

  5. 5

    愛子さまの将来に影響を与える高市政権「皇室典範改正案」66歳の誕生日を迎えた天皇陛下は…

  1. 6

    国民が気付いた税収減の危うさ…衆院選“争点つぶし”の副産物「消費税減税反対24.9%」で最多

  2. 7

    大谷翔平のWBC“緊急登板”は本当にないのか?「(自分が投げると)絶対に言う」と栗山英樹前監督

  3. 8

    4月からフリー転身の岩田絵里奈アナに立ちはだかる 「日テレ出身」の不吉なジンクス

  4. 9

    高市首相「コラム全消し」炎上やまず…過去発言の“ほじくり合戦”まで勃発で完全裏目

  5. 10

    和久田麻由子vs岩田絵里奈 "女子アナサバイバル”の勝者はどちらに?