敗戦を認めまいとする陸海軍の本土決戦派は、ウラン爆弾によって戦況を一転させることを考えていた。それゆえに、ウラン爆弾がどれほどの時間や国力をかけて製造が可能なのか、全く見通しを持っていなかった。ただひたすら、その威力によって戦況の不利を有利に転換させようというに過ぎなかった。
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