東京・杉並区長選早くも抗争過熱…「リベラルvs自民」の壮絶場外バトルで深まる分断
サッカーW杯同様、「絶対に負けられない戦い」がここにもある。21日、告示された東京・杉並区長選(28日投票、29日開票)だ。現職の岸本聡子区長(51)、新人で元区議の大和田伸氏(45=自民推薦)、3期12年務めた元区長の田中良氏(65)ら4人が立候補した。
JR阿佐ケ谷駅前で午後1時から行われた岸本氏の第一声には、200人近い聴衆が集まった。岸本氏は「対話の区政を前に進めていく」と訴え、「住民参加型」の政治スタイルを改めて強調。聴衆から大きな拍手が送られた。また、杉並区が地盤で中道改革連合から離党を表明した吉田晴美前衆院議員の姿も。マイクこそ握らなかったが、岸本氏の選挙ビラを配っていた。
さらに盛り上がっていたのは、午後3時から同じ場所で行われた大和田氏の第一声だ。300人超の聴衆を前に大和田氏は「多くの人から『区が何をやっているのかわからない』と聞く。区民に寄り添った政治ができていない」と岸本氏を批判すると、「そうだ!」と大きな歓声が湧いた。会場には、国会前デモを「ごっこ遊び」と揶揄し炎上した、地元選出の門寛子衆院議員も駆け付けた。
どちらも10社以上のメディアが集まり、単なる首長選とは思えないほどの注目度だ。
「岸本区長は、リベラル系首長の象徴的な存在。2月の衆院選では都内全小選挙区で自民が勝利し、リベラル勢力がここで踏みとどまれるかが焦点です」(都政担当記者)


















