マエケン、大竹、栗原、永川…広島が頭を抱えるオフの“大銭闘”

公開日: 更新日:

 19日、退任騒動に揺れた広島・野村監督の続投が決定した。野村監督は、健康上の問題を理由に今季限りでの退団を決意するも、松田オーナーに「頭が固い」と説得され、翻意したという。

 球団としては「これにて一件落着」といいたいところだが、次は選手との契約問題が待ち受けている。

 その最たるがエースの前田健太。今季は15勝をマークし、最優秀防御率(2・10)のタイトルを獲得。肩や背中などに痛みを抱えながらも、WBC出場に始まりCSまでフル回転した。メジャー挑戦も視野に入れているだけに、今季年俸2億1000万円プラス出来高からの大幅アップを要求してもおかしくない。

「マエケンだけじゃない」とは、某広島OB。
「2年連続2ケタ勝利を挙げた大竹は国内FA権の行使も視野に入れている。年俸1億円と手頃なことから中日やDeNAなど複数球団が動向に注目。広島も残留させるなら、複数年の提示は必要だろう。ここ2年は故障や不振に悩んだ栗原も、ヤクルトが関心を示しているという話もある」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗