大リーグの方が“お手頃” フロント、コーチ陣の「報酬」
<オフは他の仕事>
中日落合博満新GMは選手の年俸を大胆に削減する一方で、コーチの年俸は選手最低年俸の1500万円以下であってはならず、2000万円くらいが望ましいという持論を持っているようだ。大リーグではコーチその他の年俸はどうなっているのだろう?
<メジャーのコーチ>
輝かしい実績のある投手コーチや打撃コーチは1億円前後を取っているケースもあるが、大半は2500万~7500万円の範囲で、平均は4000万円くらいだ。これは選手の最低年俸(4900万円)の8割程度の水準。コーチの年俸総額で見ると、大リーグ各球団とも6人コーチを置いているので2億~2億5000万円くらいだ。
日本の球団はコーチの数がやたらに多く、巨人は一軍コーチの総額が推定3億円で、メジャーを上回っている。メジャーでは監督の年俸も選手の最低年俸に毛が生えた程度で、3年目くらいまでは6000万円ほど。そのため監督・コーチを合わせた総額も平均3億円くらい。巨人はこれをはるかにしのぐ4億5000万円だ。
<マイナーのコーチ>