(13)んだば、舐めてみるか
一弥は、滴る雫に手を伸ばしかけた。それをサキは制した。
「触れない方がいい。かぶれる」
「ああ、そうであった」
「滲んですぐは白いんだ。だども、だんだん黒ぐなる。傷つけられた痕を治すために」
「傷つけられた痕を治すために、黒くなる……」
「その色を…
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