マー君 メジャー入札金「100億円」なら年俸は楽天以下!?

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 米スポーツ専門局の「ESPN」は田中の入札金と年俸の合計額を、ドジャースの先発2番手グレインキー(30)と同等(6年約147億円)と伝えた。

 他の米メディアも、入札金は史上最高額だったダルの約52億円を上回るのは確実と予想。入札金だけで100億円に達するとみる球団幹部も中にはいるという。

 メジャー球団が選手を獲得する場合、入札金と年俸をセットにした総額で予算を組む。つまり競争が激化、入札金が上がれば上がるほど、選手の年俸は抑えられる。

 仮にESPNが書いたように、田中獲得の予算が147億円とする。そのうち入札金が100億円ならば、田中の年俸総額は47億円になる。交渉権を獲得した米球団は大金を投じた手前、1年でも長い長期契約を結ぼうとするのは当然。田中もダルや松坂同様、6年程度の長期になるはずで、だとすれば年俸は単純計算で約7億8000万円だ。

 4日発売の一部スポーツ紙は、楽天は田中の引き留めに年俸の見直しを検討中と報じた。現在3年総額12億円の年俸を見直し、8億円近い金額を提示する可能性もあると書いている。田中の争奪戦が激化して入札金が青天井で上がれば、その年俸は「楽天残留」より下がるかもしれないのだ。

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