異例の長期政権…なでしこ佐々木監督「続投内定」の舞台裏

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 佐々木監督の続投は、なでしこ次期代表監督に“泥をかぶせたくないという配慮”もあった。

「後任として、14年に開催されたU―17(17歳以下)W杯を制した高倉麻子監督(47)がなでしこを率いる――というのがJFAの描いている青写真。ただし、東アジアカップ後になでしこ監督に就けたはいいが、五輪予選で敗退した場合、さすがに責任を取って辞任せざるを得ない。W杯のアジア出場枠5と比べると五輪の枠は2。厳しい戦いが待っている。高倉監督に“五輪予選敗退指揮官”の汚名を着せるワケにもいかず、それもあって佐々木監督続投に落ち着いた」(関係者)

 W杯優勝1回、準優勝1回、五輪準優勝1回の佐々木監督。「今、辞めておけば、世界的な名将でいられる。リオ五輪予選敗退で晩節を汚すことにならないか?」と心配するサッカー関係者もいる。

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