異例の長期政権…なでしこ佐々木監督「続投内定」の舞台裏

公開日: 更新日:

 佐々木監督の続投は、なでしこ次期代表監督に“泥をかぶせたくないという配慮”もあった。

「後任として、14年に開催されたU―17(17歳以下)W杯を制した高倉麻子監督(47)がなでしこを率いる――というのがJFAの描いている青写真。ただし、東アジアカップ後になでしこ監督に就けたはいいが、五輪予選で敗退した場合、さすがに責任を取って辞任せざるを得ない。W杯のアジア出場枠5と比べると五輪の枠は2。厳しい戦いが待っている。高倉監督に“五輪予選敗退指揮官”の汚名を着せるワケにもいかず、それもあって佐々木監督続投に落ち着いた」(関係者)

 W杯優勝1回、準優勝1回、五輪準優勝1回の佐々木監督。「今、辞めておけば、世界的な名将でいられる。リオ五輪予選敗退で晩節を汚すことにならないか?」と心配するサッカー関係者もいる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー