ともに監督2年目…ラミDeNAと由伸巨人“明暗逆転”の理由

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「もちろん痛いです」

 2日のDeNA戦に大敗した巨人高橋由伸監督(42)の言葉に力はなかった。菅野、マイコラス、山口の“先発3本柱”を立て、同一カード3連敗を食らったのだから、それも当然だろう。

 1日に自力優勝が消滅したばかりだが、これで3位DeNAとのゲーム差も6.5。Aクラス入りさえも遠のきつつある。

 2年前の2015年、2位だった巨人は最下位のDeNAに13ゲーム差をつけていた。それが昨年、巨人に高橋監督、DeNAにラミレス監督(42)が就任すると風向きが変わり始めた。CS第1ステージで3位のDeNAが2勝1敗で下克上。今季は、5位に低迷する巨人を尻目にDeNAは2位をうかがうなど、立場が逆転した。

 戦力は巨人に分がある。支配下選手の平均年俸(選手会調べ)を見ても、巨人の6043万円に対して、DeNAは半分以下の2600万円で12球団最低にもかかわらずだ。

■桑原と倉本を固定し起用し続けたラミレス監督

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