ともに監督2年目…ラミDeNAと由伸巨人“明暗逆転”の理由

公開日: 更新日:

「高橋監督とラミレス監督の差が影響していると思います」と、ライバル球団のスコアラーがこう言う。

巨人は個々の選手の力で相手を圧倒する戦い方をしてきた。高橋監督のやり方も、まさにそれです。良く言えば大人のチームですが、悪く言えば選手任せ。それで勝てればいいですけど、選手が実力を発揮できないと、13連敗したようにまったく手の打ちようがなくなる。開幕スタメンに抜擢した若手の岡本を1カ月もたたないうちに二軍に落とすなど、若手を育てようという意思も見えてこない。その点、ラミレス監督は限られた戦力の中で、選手を生かすための最善策を考え、手を打っている。最たる例はこの日、4安打2打点の活躍を見せた倉本、前日の試合で逆転満塁本塁打を放った桑原の起用でしょう」

 昨季レギュラーを掴んだ2人は、開幕から打撃不振に陥った。倉本は4月終了時で打率.195、桑原は5月下旬に打率・200まで落ち込んだ。チーム内でも「スタメンから外すべき」という声が上がったが、ラミレス監督は起用し続け、試合に出しながら調子を上げようとした。


「ラミレス監督は2人が活躍しなければ優勝はおろか、上位進出はできないと腹をくくっている。中でも、倉本を生かすために苦肉の策として編み出したのが『8番投手、9番倉本』の打順です」と、球界OBが言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状