侍J主砲の広島・鈴木「今すぐメジャー挑戦」で年俸いくら

公開日: 更新日:

 とは、前出のスカウトだ。

「スズキは好不調の波がほとんどなく、181センチ、96キロで体がドッシリしている。打撃に確実性があり、ボールにしつこく食らいつく姿勢もあるので、外国人投手の動く球にも対応できるでしょう。ツボにはまれば飛ぶ、という選手ではなく、穴も少ない。パワーもあるので、本塁打も期待できる。守備、走塁も平均以上です。

 メジャー球団は今、かつてのイチローのような巧打者タイプよりも、スズキのような外国人投手にも力負けしない体を持つ選手を好む。かつて、中日からFA権を行使したフクドメ(30=当時)がカブスと4年4800万ドル(約53億円=当時)の契約を結んだが、スズキは当時のフクドメよりも完成度で劣る。タフな環境に慣れる時間も必要だ。ただ、スズキはまだ25歳と若い。2年間実績を積めば、3年目以降のサラリーは一気に増えるはず。10億円プレーヤーになることも夢ではないだろう」

 日本の主砲がアメリカンドリームを掴む可能性は高そうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?