野村監督殺人事件 本人の逆鱗に触れ取材拒否を通告された

公開日: 更新日:

 当時、ヤクルトは最下位常連球団だった。しかも巨人のお助けマンなどと揶揄されるほど、ひどい評価をされていた。

 そこへ野村監督の登場である。就任直後から、注目発言をしていた。

「野球はアタマでするものだ」

 というのが、中でも魅力的なフレーズだった。これまでにない、監督像を見せてくれそうな気がした。それがセンセーショナルな扱いの隠れた理由だったのだが、野村監督に、それは通じていなかった。 =つづく

(林壮行/元 日刊ゲンダイ運動部長)

【写真ギャラリー】ヤクルト1軍浦添 野村克也元監督追悼

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  2. 2

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 3

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  1. 6

    大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない

  2. 7

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  3. 8

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!