巨人坂本2000安打!高校時代の恩師が語る「ヤンチャ時代」

公開日: 更新日:

ノックを「死ねボケ!」と言いながら返球

 兵庫から青森へ“野球留学”。案の定、金沢監督は手を焼いた。

「最初の頃は授業態度も良くなくて、職員室に呼んで『プロに行ったとしても、野球以外のこともしっかりやらんヤツは一流になれんぞ』と諭すと、『そんなわけないやろ』とふてくされる。練習をさぼることはありませんでしたが、ノックを『死ねボケ!』と言いながら返球してきたり(笑い)」

 高校1年の冬、正月休み明けに兵庫の実家から寮に戻ってくると、鼻にピアスをしていた。金沢監督は「それなら辞めろ」とその日のうちに実家に帰す一方で、父親とさまざまな策を講じて思い止まらせた。それも、今となってはいい思い出だ。

 2000安打を達成するまでの選手に成長した理由を「反骨精神ですね」という金沢監督。「まだ通過点。あと10年間はやってほしい。3000安打を目指してもらいたい」とエールを送った。

(取材・文=増田和史/日刊ゲンダイ

※金沢監督のインタビュー全文は、11月9日発売の日刊ゲンダイ本紙に掲載します。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発