【バド】渡辺・東野ペア日本勢初の混合メダル獲得「ダズルスだけど遠藤さんと3人で」

公開日: 更新日:

 歓喜と号泣、違った形で感情を爆発させた。

 バドミントン混合ダブルスの渡辺勇大(24)・東野有紗(24)ペアが3位決定戦を制し、銅メダルを獲得。香港の鄧俊文・謝影雪ペアを2―0で下し、この種目に日本勢初のメダルをもたらした。

 かつて日本は混合ダブルスに力を入れてこなかったものの、2018年にジェレミー・ガン・コーチが就任してからメキメキと成長。渡辺、東野ともに「コーチのおかげでコート内でのコミュニケーションが円滑になった」と口を揃える。

 試合後、渡辺は笑顔を絶やさず、「昨日(男子ダブルス)は負けたけど、遠藤さんと3人で切り替えた」と話せば、東野は涙を流しながら「遠藤さんと3人で頑張ってきた。3人で取ったメダル」と声を震わせた。

 遠藤さんとは、男子ダブルスで渡辺と組んだ遠藤大由(34)のこと。経験豊富なベテランで、“ダブルスチーム”の精神的支柱となっていた。まさに3人の勝利ということだ。

 ちなみに女子シングルスのエース、奥原希望(26)は同日、準々決勝で敗退。リオに続くメダルを手にすることはできなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到