アイスダンス村元哉中・高橋大輔組が五輪落選のウラで…スケート連盟「木下サマサマ」の実状

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 公平な選考だった、はずだ。

 フィギュアスケートアイスダンスで北京五輪代表に選ばれたのは小松原美里(29)・尊(30)組(倉敷FSC)。村元哉中(28)・高橋大輔(35)組(関大KFSC)は落選した。

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 この2組は選考基準で4項目中2つずつを分ける互角の戦いを見せた。項目で五分となった場合、最終的には「総合的に判断」と曖昧な表現で含みを持たせている。今回、小松原組が選ばれると、周囲ではこんな声すら出たという。

「木下グループの一極集中を避けようとしたのではないか」

「木下グループ」といえば今、フィギュア界で飛ぶ鳥を落とす勢いの企業。本社の業務は住宅事業や介護業など幅広い。スポーツでいえば、卓球やスケートボードでのスポンサー事業が目覚ましく、フィギュアもここ数年で急激に勢力を拡大してきた。フィギュアのリンク内に張られた広告が「木下グループ」の文字で埋め尽くされていることも珍しくない。

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