渋野日向子も避けて通れない過酷な米国のゴルフ環境 試合ごとに芝への対応が求められる

公開日: 更新日:

 そして何よりも、米国の会場で日本人プロが最初に面食らうのが芝の違いだ。フェアウエーにボールがあっても、粘りが強い芝だと抵抗が強くてヘッドが振り抜けず、思いもよらぬトラブルに見舞われる。地域によって寒地向け、暖地向けと芝質が変わり、試合ごとに芝の対応が求められる。

 日本のフェアウエーはコーライ芝で、ボールが浮いている。プロにはティーアップしているのと同じ好条件だ。ところが葉先の柔らかい米国の芝はフェアウエーでもボールの4分の1が沈んでしまう。

「渋野は昨年国内で2勝しましたが、米女子ツアーフル参戦1年目は初めてプレーする地域のコースも多く、アイアンで苦労すると思います」とスイング理論に定評のある小暮博則プロがこう解説する。

「渋野は手が長く、ハンドダウン、フックグリップです。構えた時点でコックができており、本来なら高い位置にアップライトにクラブを上げるのに向いているアドレスです。しかし、ハンドダウンからフラットに上げるとフェースが開きやすくなります。それを防ぐため左手首を掌屈してフェースを閉じて上げているのですが、インサイドからアッパーに打つティーアップしたドライバーならそれでも問題ありません。しかし地面にあるボールを打つアイアンショット、とくにつま先上がりのライでは引っかけのミスが出やすく、つま先下がりではシャンクが出るなどボールコンタクトが難しくなります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外