国内男子プロが女子人気に到底敵わない決定的要因…今年も国内「最高額と最少額」大会がやってきた

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 例年、賞金額が比較される大会が今年もやってきた。

 26日開幕の女子ゴルフの「アース・モンダミンカップ」(千葉・カメリアヒルズCC)の賞金総額3億円は国内最高額。優勝賞金は5400万円は、3日間大会だった前週(ニチレイレディス)の3倍だ。

 対する男子の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品2025」(栃木・西那須野CC)も同日開幕。賞金総額5000万円は、女子の優勝賞金より安く、こちらの優勝は1000万円。アースのホールインワン賞(4番、15番)と同額だ。

 賞金が安いからと言って、男子プロは手抜きをするわけではない。今大会を現地で観戦したファンなら、飛距離や間近で聞くインパクト音の迫力には感動するが、相変わらず女子ツアーの人気にはかなわない。

「一口にゴルフファンと言っても、男女ツアーでは見方が異なるからです」と、ある大会関係者がこう語る。

「女子プロは小柄な選手でも250ヤード前後も飛ばすし、グリーンまで180ヤード以上あってもポンポン乗せてくる。ファンはゴルフをする自分と比較して見ている。それと、最近の女子プロは可愛い娘が多く、プレーが終わればサインをしたり、一緒に写真も撮ってくれる。コース外の情報もSNSなどで発進し、アイドル化しているので、『推し』の選手を応援する固定ファンが多い。本戦前のプロアマ戦も評判がいい。今の人気は当分続くでしょう」

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