笹生優花&桑木志帆 アース・モンダミンカップは絶対に負けられない女子プロ2人のウラ事情
前週の全米女子プロ選手権は、初日からピン位置が難しく、2日目からは強風も吹き荒れた。グリーンも硬く、アンダーパーフィニッシュはたったの3人。難コースにグチをこぼす選手も多かった。15人が出場した日本勢の中では、通算1オーバーの岩井千怜(22)が5打差4位、2オーバーの山下美夢有(23)も6位と健闘した。
そんな中に、この大会で通算15オーバー66位だった笹生優花(24)が、26日開幕のアース・モンダミンカップ(千葉・カメリアヒルズCC=6688ヤード・パー72)にホステスプロとして参戦している。
笹生は全米女子オープンで2勝も挙げているだけに、最低でも優勝争いをして大会を盛り上げるのが、今回の〝お仕事〟。初日は6アンダーで首位に立った河本結から10打差の4オーバー、107位タイと苦戦したが、果たしてスポンサーを喜ばせることができるのか。
笹生は海外のビッグタイトルを2つも手にしているものの、21年途中から参戦している米ツアーの勝利はこの2つだけ。不思議なことに冠大会での勝利はなく、今季も10試合で予選落ち5回。最高位はスポンサー契約を結ぶホンダが冠の(ホンダLPGA)17位と不振が続いている。いくら国内がやさしいコースでも、カンタンに成績を伸ばすことは難しいかもしれない。