春のセンバツ甲子園 ネット裏スカウトの手帳に載った「ドラフト候補の名前」

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「28日に先発した大阪桐蔭の左腕・前田悠伍を筆頭に2年生には逸材が多い。野手で花巻東(岩手)の佐々木麟太郎や広陵(広島)の真鍋慧とかね。ただ、3年生のドラフト候補となるとどうかな……」

■花巻東の麟太郎を筆頭に…

 こう言ってクビをひねるのはネット裏のあるスカウト。センバツ高校野球は28日でベスト4が出揃ったが、今年のドラフト候補となると「指で数えるくらい」だそうだ。このスカウトがこう続ける。

「投手で目に付いたのは3人。大阪桐蔭の右腕・川原嗣貴、鳴門(徳島)の左腕・冨田遼弥、近江(滋賀)の右腕・山田陽翔だね。川原はフォームが変則で球速も140キロ前後だけど、スケールが大きく(188センチ、85キロ)、伸びしろがある。夏までに球速がアップするようなら、2位くらいで指名されるかもしれない。冨田はフォームが柔らかく、ストレートにキレがあって、右打者の内角に食い込むスライダーがいいが、現状では4位指名くらいか。山田は球威あるボールを投げているし、素材として魅力がある。むしろ打者として面白いとも思ったけど、脚力がないからね」

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