8.6開幕!夏の甲子園大会「完全予想」初戦で残る・散る高校は?【対戦表付き】

公開日: 更新日:

 6日に開幕する夏の甲子園大会の組み合わせ抽選会が3日に行われ、初戦の対戦相手が決まった。今センバツを制し、「1強」といわれる大阪桐蔭は旭川大高と対戦。新型コロナウイルス集団感染と判断された九州学院、有田工、帝京五、浜田の4校を含む3試合を第8日に行う変則日程となった。初戦24試合の行方を占った。

【写真】この記事の関連写真を見る(36枚)

  ◇  ◇  ◇

第1日=6日 第1試合は145キロ右腕の好投手・盛永を擁する国学院栃木が春夏連続出場の日大三島との開幕戦を制す。第2試合は明豊が樹徳に勝つ。第3試合は昨夏、甲子園4強に導いたドラフト候補のエース左腕・森下が牽引する京都国際が一関学院を倒す。今春のセンバツは開幕直前のコロナ禍により無念の辞退。この夏は忘れ物を取りにいく。

第2日=7日 第1試合は春の中国王者の創志学園が八戸学院光星との実力校対決を制す。第2試合は愛工大名電とセンバツ8強の星稜との強豪校対決。高校野球雑誌「ホームラン」元編集長の戸田道男氏がこう言う。

「愛工大名電は愛知大会決勝で強豪・東邦を相手に18安打を放つなど、チーム打率.423の強力打線を誇る。エース左腕の有馬も最速147キロの速球やスライダーのキレがいい。星稜もエースのマーガードを中心とした好チームですが、愛工大名電が上回るでしょう」

 第3試合は鶴岡東が盈進を倒す。第4試合は近江と鳴門の好投手対決。前出の戸田氏が続ける。

「近江のエース山田は最速149キロのドラフト候補。チーム打率.419の鳴門打線も、フレッシュな状態の山田を攻略するのは至難の業でしょう。鳴門のエース左腕・冨田が今センバツで大阪桐蔭打線を3点に抑えました(1-3)が、近江は昨夏4強、今センバツ準優勝。打倒・大阪桐蔭を掲げているだけに、総合力で上回ると思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  3. 3

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」

  5. 10

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」