プロ注目左腕の京都国際・森下瑠大 初戦3回4失点KOにニンマリの球団

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 波乱の幕開けとなった。

 6日に開幕した夏の甲子園。大会初日に優勝候補の京都国際が延長十一回、一関学院(岩手)にサヨナラ負け。プロ注目左腕の森下瑠大は3回4失点KO。その後、右翼を守ったが、再三のピンチを迎えてもマウンドに戻ることはなかった。

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 森下は春先に左肘を痛めて、地方大会の登板は準決勝、決勝の2試合、計9回だけ。左肘の状態が芳しくないのは火を見るより明らかだ。

 昨年のセンバツで頭角を現すと、昨夏の甲子園では4強入りを牽引。部内のコロナ感染で辞退するも、今春のセンバツも甲子園を沸かせるはずだった。あるスカウトも大会前は「頭ひとつ抜けた大阪桐蔭を唯一、抑えられそうなのは森下だけ。高校生投手では今年のドラフトの目玉」と評価していたが、初戦であっけなく散った。

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