プロ注目左腕の京都国際・森下瑠大 初戦3回4失点KOにニンマリの球団

公開日: 更新日:

 波乱の幕開けとなった。

 6日に開幕した夏の甲子園。大会初日に優勝候補の京都国際が延長十一回、一関学院(岩手)にサヨナラ負け。プロ注目左腕の森下瑠大は3回4失点KO。その後、右翼を守ったが、再三のピンチを迎えてもマウンドに戻ることはなかった。

【写真】この記事の関連写真を見る(36枚)

 森下は春先に左肘を痛めて、地方大会の登板は準決勝、決勝の2試合、計9回だけ。左肘の状態が芳しくないのは火を見るより明らかだ。

 昨年のセンバツで頭角を現すと、昨夏の甲子園では4強入りを牽引。部内のコロナ感染で辞退するも、今春のセンバツも甲子園を沸かせるはずだった。あるスカウトも大会前は「頭ひとつ抜けた大阪桐蔭を唯一、抑えられそうなのは森下だけ。高校生投手では今年のドラフトの目玉」と評価していたが、初戦であっけなく散った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」