高校野球の激戦区千葉で16強! 「光英VERITAS」快進撃の秘密を監督に聞いた

公開日: 更新日:

 3年生部員は24人。その全員が舘野監督から勧誘を受け、同校への進学を決めたという。野球人口の減少が嘆かれている中、現在の部員数は総勢77人というからすごい。

 野球部は柔軟な活動姿勢を取っている。髪型の自由、練習時間の短縮(19時完全下校)、食トレの廃止がいい例だ。

「公立校の退職が転機でした。野球人口も減っているし、何かを変えないといけない。昔の教え子たちに、何が苦痛だったか聞いたんです。すると、食トレに関する声が多く集まりました。かなりストレスだったみたいで。そこで各家庭に協力してもらう形にしたところ、その方が体重アップにつながっているから驚きです。私は甲子園に行ってみたい。でも、それ以上に子供たちがのびのび野球を楽しんでくれたらいいなと思って指導しています」(舘野監督)

 柔軟な指導方針と今夏の快進撃は部員集めにも好循環を生む。18日の5回戦で東京学館に2-3で敗れて8強入りは逃したものの、激戦区の千葉で今後も新風を巻き起こしそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん、石原さとみに立ちはだかった女優35歳限界説

  2. 2

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  3. 3

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  4. 4

    沢口靖子はまさに“奇跡のアラ環”!「2025年で『60歳』のお美しい女性有名人」圧倒的1位の原点

  5. 5

    視聴率トップ「モーニングショー」山口真由氏に続き…女性コメンテーター2人も"同時卒業"の背景と今後

  1. 6

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  2. 7

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  3. 8

    杉田かおるが財閥創業者の孫との離婚で語ったこと

  4. 9

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  5. 10

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」