花巻東・佐々木麟太郎「米大学電撃訪問」の舞台裏…最短2年でメジャー挑戦、意見割れる父との折衷案

公開日: 更新日:

 プロか、それとも大学進学か──12球団のスカウトや大学関係者をヤキモキさせている高校通算140本塁打の佐々木麟太郎(18=花巻東)に新たな選択肢が浮上した。

 大学は大学でも米国の野球強豪校に進学するプランだ。米球界関係者がこう言った。

■敏腕代理人事務所のアテンド

「麟太郎は先週の金曜時点で米国にいたという話です。元レイズのデビッド・プライス、現カブスのダンズビー・スワンソンらメジャーのドラフト1巡目指名選手を輩出したバンダービルト大に足を運んでいる。おそらく施設などを見学したのでしょう。敏腕代理人であるスコット・ボラス氏の事務所がアテンドしたそうです。ボラス氏は花巻東の先輩の菊池雄星(ブルージェイズ)の代理人だけに、菊池の紹介があったのかもしれません」

 新たな選択肢とはつまり、米国の大学を経由してのメジャー挑戦だ。花巻東OBの菊池や大谷翔平(エンゼルス)は、高校時代からメジャー挑戦を視野に入れていた。結果として日本ハムに入団した大谷にしても、当初は高校から直接メジャーに挑戦すると公言したくらい。佐々木がいまやバリバリのメジャーリーガーとなった2人のOBの背中を追いたいと考えるのは自然なこと。本人には、いずれメジャーでプレーしたいという強い希望があるといわれる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明