佐藤輝明が虎内野手最速の大台突破1.5億円更改でホクホクも…来季は岡田監督の小言が増える

公開日: 更新日:

 阪神の内野手では歴代最速の「大台突破」だという。3年目の佐藤輝明(24)が7日の契約更改で、6500万円増となる1億5000万円で一発サイン。「なかなか上げてもらいました」とホクホク顔だった。

 今季はセ・リーグ4位タイの24本塁打、同3位の92打点でチーム2冠。38年ぶりの阪神日本一に貢献したとはいえ、年俸は1年目の1600万円から4200万円↓8500万円↓1億5000万円と異例のスピードで爆上がりだ。

「ここまで年俸が上がれば、当然のことですが、責任も増す。岡田監督から求められるものもより高くなります」(評論家の橋本清氏)

■「鳴尾浜に行かせえ!」

 15年ぶりに阪神復帰を果たした岡田彰布監督(66)は、前任時に比べて「円くなった」と言われた。これは、陽子夫人の「選手に厳しいことを言い過ぎてはダメですよ」というアドバイスもあってのことらしいが、それでも佐藤輝には当たりが強かった。シーズン前から「入ってきたときが一番良かった」「2年経って悪くなっている」とやり玉に挙げ、シーズン中も「三振はなにも起きん」「ボテボテでも打て、と思うけどな」と、ことあるごとに口撃。打撃不振が続いた6月には「鳴尾浜に行かせえ!」とコーチを通じて二軍落ちを通告している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み